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UiPathとOutlookでメールの自動送信を実現する方法

UiPathとOutlookでメールの自動送信を実現する方法 ※2018.3よりUiPathがデフォルト日本語のアクティビティ名となりましたので、この記事では各アクティビティや機能名を日本語名(英語名)というように記載しています。 また、Outlook関連アクティビティはUiPathのバージョンが2018.3以降ではない場合、別途パッケージのインストールが必要ですのでご注意ください。 1.準備 まず以下を準備する必要があります。 ・アカウント設定済みでメールが受信可能な状態のOutlookが起動している (Outlookアクティビティはシナリオを動作させるとき、仕様上、必ずOutlookを起動していないと正しく動作しません) Outlookは当然必要です。持っていない場合はPOP3などほかのアクティビティを使ってください。 次にOutlookのアカウント設定をしてメールが送信できる状態にしてください。 2.Outlookメールメッセージを送信(Send Outlook Mail Message)アクティビティを追加 準備ができましたので、さっそくUiPathで処理を作っていきます。 まず、「Outlookメールメッセージを取得(Send Outlook Mail Message)」アクティビティを追加します。 このアクティビティでは3つの項目が設定できます。まず宛先(To:)、件名(Subject)、本文(body)です。 次にプロパティを見ていきましょう。 ここではアカウント情報(Outlookに複数のアカウント設定がある場合は必須です)、送信者の名前、CC,BCCなどが設定できます。 また、添付ファイルなども設定することができます。このほか、HTML形式にするかどうかもチェック(HTML本文)で指定します。 3.宛先、件名、本文を指定して送信 もっとも単純なメール送信をする場合を解説します。 この場合はアクティビティのボックスに必要事項を文字列で入力するだけとなります。 たとえば [email protected]のような宛先に、「test」という件名で、「これはテストです」という内容の文章を送る場合、 以下のような形となります。基本的にこれだけでOKです。 おまけ1.CC、BCCを指定して送信 CCやBCCはプロパティで以下の様に設定します。 おまけ2.複数の宛先を指定して送信 TO、CC、BCCを複数にしたい場合は以下の様に記述します。 ※下記例は[email protected][email protected][email protected]をToに設定する場合です。 “[email protected];[email protected];[email protected]” 見ていただけると分かりますが、Outlookとまったく一緒です。CCやBCCでも同様の記載方法で複数設定が可能です。 おまけ3.添付ファイルを添付して送信 アクティビティの下部にある「ファイル添付」を押すと、 下記のように何をすればいいのかわからない非常に雑なウィンドウが開きます。 説明の手抜きっぷりが半端ないですが、ここではファイルの格納先を指定します。 例えばC:\test.jpgというファイルを送付したい場合は、以下のように指定します。 2つ目以降も「引数の作成」を押せば追加できます。 もちろんこの「C:\test.jpg」の部分をString型の変数にすれば可変にできます。 注意点として、この設定の仕方の場合は必ずファイルをつけないとエラーになってしまうので注意してください。 また、添付ファイルの数を可変にしたい場合はあらかじめコレクションを作成しておく必要があります。

UiPathでEXCELの特定セルの色を取得する

UiPathでEXCELの特定セルの色を取得する ※2018.3よりUiPathがデフォルト日本語のアクティビティ名となりましたので、この記事では各アクティビティや機能名を日本語名(英語名)というように記載しています。 今回はEXCELの所定セルの色を取得する方法を解説します。 これを使って取得した色は「範囲の色を設定(Set Range Color)」アクティビティ等で利用することができます。 1.Excelアプリケーションスコープ(EXCEL Application Scope)アクティビティを追加する まずEXCEL系操作をする場合はこのアクティビティをセットし、対象となるEXCELファイルを決定します。 今回はSheet1に対して操作を行っていきます。 2.セルの色を取得(Get Cell Color)アクティビティを追加する 実行シーケンス内にセルの色を取得(Get Cell Color)アクティビティを追加します。 3.セルの色を取得(Get Cell Color)プロパティで色を取得したいシート名とセルを指定する セルの色を取得(Get Cell Color)アクティビティを選択し、プロパティウィンドウでシート名(例だとSheet1)、セル範囲(A1:A2等)を指定します。 4.セルの色を取得(Get Cell Color)プロパティでColor型の変数を指定する 最後に取得した色の情報を格納するColor型の変数を指定します。Ctrl+Kもしくは右クリックメニューで変数を作成すると簡単です。    

UiPathでパスワード付きのExcelを開く方法

UiPathでパスワード付きのExcelを開く方法 ※2018.3よりUiPathがデフォルト日本語のアクティビティ名となりましたので、この記事では各アクティビティや機能名を日本語名(英語名)というように記載しています。 EXCELで業務を自動化する際に引っかかりやすい点としてEXCEL自体にパスワードがかかっているパターンがあります。 UiPathではこういったパスワード付きのファイルについてもあらかじめパスワードを設定しておくことで、 開くことが可能です。以下で、パスワード付ファイルの設定方法を紹介していきます。 1.読み取り専用パスワードの場合 はじめにExcelファイルを指定するため、Excelアプリケーションスコープ(Excel Application Scope)アクティビティを追加します。 ここで、プロパティの下画像「パスワード(Password)」部分にEXCELに設定している「読み取り専用パスワード」を入力すると、読み取り用パスワード入力をせずそのまま開くことができます。 2.書き込みパスワードの場合 上記と同様、Excelファイルを指定するため、Excelアプリケーションスコープ(Excel Application Scope)アクティビティを追加します。 ここで、プロパティの下画像「編集用パスワード(EditPassword)」部分にEXCELに設定している「書き込みパスワード」を入力すると、書き込みパスワード入力をせずそのまま開くことができます。

UiPathでWordファイルをPDFファイルに変換しよう

UiPathでWordファイルをPDFファイルに変換しよう ※この記事で説明するアクティビティを利用する前にWord用のパッケージをインストールしておく必要があります。 また、当然ながらMicrosoft Wordがインストールされていないと利用できません。 UiPathではWord専用アクティビティを使うことで、簡単にWordファイルをPDFへ変換することができます。 以下でそのやり方を紹介します。 1.「Word Application Scope」アクティビティを追加する 「Word Application Scope」アクティビティを選択してワークフローの中にドラッグアンドドロップします。 Wordの処理を行う際はまずこれを追加します。   2.「Word Application Scope」のDoの中に「Export to PDF」アクティビティを追加する   Export to PDFの中にはPDFに変換した際のファイル名を付けます。以上で完了です。 ※複数ファイルへの応用編はこちら。    

UiPathでアプリケーションを最大化・最小化する方法

UiPathでアプリケーションを最大化・最小化する方法 UiPathで自分だけが使うワークフローを作るときには、環境差異などという面倒なことを考える必要がありません。ただ、それを他の人に渡すと動いていたはずのワークフローが動かなくなってしまいます。特に色がちょっと変わるだけでも動かなくなる画像認識機能などはその例として有名ですが、意外に気をつけないといけないのがアプリケーションのウィンドウサイズです。もし仮に最大化した状態で作っていた場合、相手に渡す時に「アプリケーションを最大化しないと動かないよ」、と伝え忘れてしまうとそれだけで動かない可能性があるわけです。 いやいや、セレクターでアプリをマウスクリックしているから大丈夫なんて思っても設定次第では動かなかったりします。確認するための一番よい方法は作った後で自分でサイズを変更して実行してみることですが、今回はウィンドウサイズを変えるアクティビティで対処してみましょう。ついでに反対の最小化も紹介します。 1.ウィンドウ・ブラウザにアタッチ(Attach Window・Browser Window)アクティビティを追加する 「画面上でウィンドウを指定(Indicate On Screen)」を選択し、最大・最小化したいアプリケーションを指定してください。 2.ウィンドウ・ブラウザにアタッチ(Attach Window・Browser Window)アクティビティの中にあるDoの中へ、 ウィンドウを最大化・最小化(Maximize・Minimize Window)を追加する こちらは設定不要で放り込むだけでOKです。たったこれだけでお手軽最大化&最小化が可能です。 (おまけ) もし何らかの事情で上の手が使えない場合、もう一つの手があります。それはホットキーを押下(Send Hotkey)アクティビティでWindowsキー+カーソルの上キーを押す(最大化の時)というやり方です。このやり方でも最大化は可能ですが、注意点としてすでに最大時しているものに対して同じことをするとセレクター(Selector)が見つからずエラーになる可能性があります。うまくセレクターや判定で設定してあげてください。一方、上のアクティビティは最大化していようが最小化していようが、どの状態に何回やっても問題はありません。

UiPathで複数ファイルをドラッグ&ドロップする方法

UiPathで複数ファイルをドラッグ&ドロップする方法 UiPathのドラッグ&ドロップについてはこちらの記事でやり方を紹介しています。 このやり方、実は妙なクセがあり、複数ファイルを選択した際はうまく動作しません。 例えばRecordingで複数ファイル選択操作を記録しようとした場合、 おそらくマウスの範囲選択で複数ファイルを指定します。 その後、どれか1つのファイルをドラッグ&ドロップで目的の場所へ移動させます。 UiPathではドラッグ&ドロップをHoverアクティビティを組み合わせることで実現していますが、 このやり方では1ファイルの時しか動作できません。 ということで、今回は複数ファイルのドラッグ&ドロップのやり方を紹介します。 1.まずキーボードでCtrlキーを押し続ける 「Type Into」アクティビティを選択してワークフローの中にドラッグアンドドロップします。 Ctrlキーなので「Send Hotkey」アクティビティと考えるかもしれませんが、 こちらは押した後に離してしまいますので、ファイルの複数選択ができません。 キーの押しっぱなしをするにはType Intoアクティビティで押しっぱなしの指定をする必要があります。 ※Type Intoの上記のような設定はこちらでも紹介しています。 まずType Intoで「”[d(ctrl)]”」と入力します。 「Indicate On Screen」を選択し、どれでもよいので選択したいファイルの1つを指定してください。   2.1ファイル目のドラッグ開始する場所(始点)で左クリックを押し続ける設定をする 「Click」アクティビティを選択してワークフローの中にドラッグアンドドロップします。 ここは1ファイルの時と変わりません。 Clickアクティビティの「Indicate On Screen」を選択し、左クリックを押し続ける対象を指定し、 Clickアクティビティのプロパティウィンドウから「Input」>「ClickType」の中にあるプルダウンメニューを開き、 メニューから「CLICK_DOWN」を選択します。ここも1ファイルの時と一緒です。 3.残りの選択したいファイルすべてに対してClickを1つずつ設定していく 先ほど行った1の手順の設定を選択したいすべてのファイル(フォルダ)ごとにそれぞれ設定していってください。 要は「CLICK_DOWN」をドラッグアンドドロップしたい全ファイルに設定してあげればOKです。 4.ドロップする場所(終点)を指定する 「Hover」アクティビティを選択してワークフローの中にドラッグアンドドロップします。 ここも1ファイルの時と変わりはありません。1回のみ設定すればよいです。 「Indicate On Screen」を選択し、「マウスをドラッグして移動させたい先」を指定します。   5.ドロップする(マウスから指を離す) 1と同じように「Click」アクティビティを選択してワークフローの中にドラッグアンドドロップします。 Clickアクティビティの「Indicate On Screen」を選択し、2で選択したものと同じ対象(終点)を指定し、 Clickアクティビティのプロパティウィンドウから「Input」>「ClickType」の中にあるプルダウンメニューを開き、 メニューから「CLICK_UP」を選択します。 なお、この時はどれか1つの設定のみで大丈夫です。 6.キーボードのCtrlキーを離す 最後にもう一つType Intoアクティビティを追加します。 「Indicate… Read More »

UiPathの文字を入力(TypeInto)で覚えておきたい設定

UiPathの文字を入力(TypeInto)で覚えておきたい設定 UiPathでは文字を入力(TypeInto)アクティビティを使うことで、キーボードの入力を自動化できます。非常に単純なアクティビティではありますが、うまく設定を使いこなせないと行き詰まる場面があります。今回はその回避策を紹介していきます。 1.キー入力の間隔を調整する キー入力を自動化するとはいっても、相手のアプリケーションの面倒まではなかなか見てくれません。キーの反応にすぐ対応してくれるものであればよいですが、早すぎるとメニューが開かないものなどもあります。そうしたときは下記の「キー入力間の待機時間(DelayBetweenKeys)」プロパティで、1つ1つのキー入力の間に待機(delay)を入れることができます。 何も設定しない場合は10ミリ秒、最大で1000ミリ秒が指定可能です。   2.キーを押しっぱなしにする クリック(Click)アクティビティにはドラッグアンドドロップで説明したようなマウスのボタンを押し込む、離すという設定がありました。文字を入力(TypeInto)にも全く同じ設定が可能です。これを覚えておかないと例えばCtrlキーを押しながらほかのキーをいろいろ押すという操作ができません。 ここではプロパティではなく、押したいキーの記法を覚えます。 ・k[押したいキー名] まず、横の+ボタンを押してキーを設定したときにデフォルトで設定されるものがこちらです。kは正直何の略かよくわかりません(クリックっぽいですがcではないので)これはキーを押して離すという、人間が普通にキーを押したときの処理になります。 ・d[押したいキー名] キーを押しっぱなしにする指定方法です。 ・u[押したいキー名] キーを離すときの指定方法です。 dの後には同じボタンのuが来るように記載します。※そうしないと動作終了後もずっと押したままになってしまいますので注意してください。もしそれで起動してしまっても、人間が同じキーを押せば挙動は戻ります。 3.特殊な文字で問題が出る場合 半角文字等の特殊な文字を入力させたい場合にうまく入力されない場合、下記のプロパティで入力をシミュレート(SimulateType)をオンにしてみてください。入力させる方法をUiPath上で変更することができます。 文字によっては標準の方法でうまく入力できない場合があります。これらオプションの詳しい違いについては、UiPath本家のチュートリアルムービーでも解説されていますので気になる方はそちらもご確認ください。   (おまけ)どうしても駄目なとき 入力させたい文字がどうしても入らない場合は、文字を入力(TypeInto)ではないもう一つの手段があります。それは人間のコピー&ペーストと同じ動作です。クリップボードに設定(Set To Clipboard)を使って、クリップボードにいったん入力させたい文字をセットします。次に、ホットキーを押下(Send Hotkey)アクティビティを使ってCtrl+Vを押させることで、目的の入力欄へペーストします。これにより一気に文字列が入力されるので、1文字ずつの入力間隔等で問題が発生している場合は解決が可能です。

UiPath超初心者向け記事まとめ

UiPath超初心者向け記事まとめ ※順次追加していきます 最初に何をしたらいいか1 最初に何をしたらいいか2 BasicRecordingを使ってみよう! キーボード入力を自動でさせよう! 画像認識でクリックしよう! UiPathで簡単に座標指定クリックさせるには? 条件で処理を分岐させる

UiPathのEXCELファイル読み込み、どのアクティビティを使えばいい?

UiPathのEXCELファイル読み込み、どのアクティビティを使えばいい? これまで以下2つの記事の通り、EXCELファイルを読み込むための2つのアクティビティを紹介してきました。 範囲を読み込み(Read Range)を使う方法(ファイル全体を読みこむ) セルを読み込み(Read Cell)を使う方法(ファイルの一部を読みこむ) アクティビティの使い方を覚えるのも重要ですが、これらをどのようなときに使うべきかも重要です。 いくつかのケースを参考にしながらどちらを使うのが適切か考えてみましょう。 1.Excel型のデータテーブル TEST1 TEST2 TEST3 1 あああ 1000 2 いいい 2000 4 ええええ 4000 3 うううう 3000 上の通り、1行目に列名、2行目以降にそのデータが入っているパターンです。 これは「範囲を読み込み(Read Range)」で読み込んで、繰り返し (各行)(For Each Row)で繰り返し処理をするのが適切なことが多いかと思います。 仮に取る場所が確定している(たとえば2列目の3行目等)としても、こういった形の場合、 何行目に何が入るかというところまでちゃんと把握できていない限りは危ないでしょう。 そう言った可能性がある場合は読み込んだdatatable変数に対して、 繰り返し (各行)(For Each Row)で条件分岐をしたり、データテーブルをフィルタリング(filter data table)を使うことをお勧めします。 2.Excel型の書類 いわゆるEXCEL様式という書類のような用途で使用するEXCELファイルになります。 人間の見た目では自然なのですが、実際の中身はセル結合、空白行、空白列などがぐちゃぐちゃで、 データとしては非常に扱いずらいです。 ただし、様式として項目そのものの場所が変わることは少ないという特徴もありますので、 こういった場合はセルを読み込み(Read Cell)でセルごとに取得する方がよいでしょう。 というかそのままでは範囲を読み込み(Read Range)ではまともに取得できないと思われます。 項目が多すぎるなどで、変数をいちいち作るのがめんどくさくて範囲を読み込み(Read Range)しか使いたくないという場合は、 もう1つシートを作り、EXCELの数式でデータテーブルにすることで1行だけのテーブルとすれば、 範囲を読み込み(Read Range)でも扱うことは可能です。項目の位置が頻繁に動く場合もこういった対処が有効です。

UiPathでWord文書の文字列を置換しよう

UiPathでWord文書の文字列を置換しよう ※この記事で説明するアクティビティを利用する前にWord用のパッケージをインストールしておく必要があります。 また、当然ながらMicrosoft Wordがインストールされていないと利用できません。 UiPathではWordアクティビティを使うことで、Wordファイルから読み込んだデータの内容に検索をかけ、 ヒットした文字列を置換することができます。その簡単な使い方を覚えましょう。 1.Word アプリケーションスコープ(Word Application Scope)アクティビティを追加する。 まずWord系操作をする場合はこのアクティビティをセットし、対象となるWordファイルを決定します。 今回はなにか適当な文章が入っているファイルを選びましょう。 例としてtest.docxに以下のような文章が入っている前提で進めていきます。 これはテストです 2行目の文章 3行目の文章 2.Replace Textアクティビティを追加する。 次にWordアプリケーションスコープ(Word Application Scope)内のDoシーケンス内にテキストを置換(Replace Text)アクティビティを追加します。 左側に検索したい文字列、右側に検索した文字列を置換したい文字列にします。 例では「2行目の文章」を「4行目の文章」というように設定しています。 なお、出力(Output)プロパティの結果(Found)には検索した結果があったかどうか(Boolean型でTrue、False)が入りますが、 必須で指定する必要はありません。