UiPathのTypeIntoで覚えておきたい設定

By | 2018年8月5日

UiPathのTypeIntoで覚えておきたい設定

UiPathではTypeIntoアクティビティを使うことで、キーボードの入力を自動化できます。
非常に単純なアクティビティではありますが、うまく設定を使いこなせないと行き詰まる場面があります。
今回はその回避策を紹介していきます。

1.キー入力の間隔を調整する

キー入力を自動化するとはいっても、相手のアプリケーションの面倒まではなかなか見てくれません。
キーの反応にすぐ対応してくれるものであればよいですが、早すぎるとメニューが開かないものなどもあります。
そうしたときは下記のプロパティで、1つ1つのキー入力の間に待ち時間(delay)を入れることができます。

何も設定しない場合は10ミリ秒、最大で1000ミリ秒が指定可能です。

 

2.キーを押しっぱなしにする

Clickアクティビティにはドラッグアンドドロップで説明したようなマウスのボタンを押し込む、離すという設定がありました。
TypeIntoにも全く同じ設定が可能です。これを覚えておかないと例えばCtrlキーを押しながらほかのキーをいろいろ押すという操作ができません。

ここではプロパティではなく、押したいキーの記法を覚えます。

k[押したいキー名]

まず、横の+ボタンを押してキーを設定したときにデフォルトで設定されるものがこちらです。
kは正直何の略かよくわかりません(クリックっぽいですがcではないので)
これはキーを押して離すという、人間が
普通にキーを押したときの処理になります。

・d[押したいキー名]

キーを押しっぱなしにする指定方法です。

・u[押したいキー名]

キーを離すときの指定方法です。

dの後には同じボタンのuが来るように記載します。
※そうしないと動作終了後もずっと押したままになってしまいますので注意してください。
もしそれで起動してしまっても、人間が同じキーを押せば挙動は戻ります。

3.特殊な文字で問題が出る場合

半角文字等の特殊な文字を入力させたい場合にうまく入力されない場合、
下記のプロパティでSimulateTypeをオンにしてみてください。
入力させる方法をUiPath上で変更することができます。
文字によっては標準の方法でうまく入力できない場合があります。
これらオプションの詳しい違いについては、
UiPath本家のチュートリアルムービーでも開設されていますので、
気になる方はそちらもご確認ください。

 

(おまけ)どうしても駄目なとき

入力させたい文字がどうしても入らない場合は、TypeIntoではないもう一つの手段があります。
それは人間のコピー&ペーストと同じ動作です。
Set To Clipboardを使って、クリップボードにいったん入力させたい文字をセットします。
次に、Send Hotkeyアクティビティを使ってCtrl+Vをさせ、目的の入力欄へペーストします。
これにより一気に文字列が入力されるので、1文字ずつの入力間隔等で問題が発生している場合は解決が可能です。