UiPathでEXCELシート名を変えよう

By | 2018年8月5日

UiPathでEXCELシート名を変えよう

UiPathではExcelアクティビティを使うことで、エクセルファイルから読み込んだデータの内容を処理することができました。しかし、データを読むだけが人間のする作業ではありませんので、実際にはEXCEL内での操作も自動化したいとなります。例えばよくあるものの一つとして、「Excelのシート名を変える」という作業があります。

人間がやると非常に簡単なのですが、残念なことにUiPathでは、EXCELを開き、EXCELそのものに対して何かをする、というのを補助するようなアクティビティはあまりありません。

では、無理かというとそうではありません。RPAは基本、人間がやっていることと同じことはできますので、同じ操作を作ってあげればよいです。やり方に正解はありませんが、いくつか例を紹介していきます。

1.シート名の部分をマウスでダブルクリック>変更する方法

おそらく人間と同じやり方、といわれて最初に思いつくのはこのやり方ではないでしょうか。ダブルクリック(Double Click)アクティビティを選択し、変えたいExcelのシート名部分をクリックします。

ダブルクリック(Double Click)アクティビティはクリックアクティビティと名前こそ違いますが、中身はプロパティの「クリックの種類」が最初からダブルクリックに指定されたただのクリックアクティビティです。次に文字を入力(Type Into)アクティビティを追加し、画面上で指定(Indicate on screen)を選び先ほどのシート名の部分を選択します。文字を入力(Type Into)で入力させるテキストに、変えたいシート名を入力させます。

ここで注意点として、セレクター(Selector)の指定方法があります。

上記の「画面上で指定」を使って指定したままでは開いたときのファイル名情報やシート名情報が埋め込まれていますので、それらを「*」アスタリスクに変えてあげる必要があります。クリック(Click)や文字を入力(Type Into)アクティビティのメニューボタンをクリックし、「セレクターを編集(Edit Selector)」を選択します。


中に固有の名称が含まれていたらそれらを「*」アスタリスクに変更して下さい。※画面はExcel2010のものです。Excel2016の場合はこれと異なります。

 

2.キーボードショートカットで「シート名の変更」をする

先ほどはクリック操作を使うことで、シート名変更モードにしていましたが、こちらはキーボード操作のみでする方法です。

まず文字を入力(Type Into)アクティビティを追加します。次に画面上で指定(Indicate on screen)で名前を変更したいシート全体を選択し、入力させる文字として「[k(alt)]hor」と入力します。これはAltキーを押しながらH,O,Rの順にキーを押しています。早すぎると動かない場合はプロパティのオプション(Options)にある、キー入力間の待機時間(DelayBetweenKeys)を500~1000位で入れてもいいかもしれません。

すぐ下にもうひとつ文字を入力(TypeInto)アクティビティを入れ、変えたい名前とEnterキーを入力させれば完了です。※慣れている方であれば、1つのTypeIntoアクティビティにすべて書いても構いません。
こちらもセレクター(Selector)には気をつけてください。

3.VBAを呼び出す

上とは全く違うやり方で、VBAの機能を使ってシート名を変更させます。VBAの起動にはExcelアプリケーションスコープ(ExcelApplicationScope)やEXCELの設定でマクロが起動できるという前準備が必要です。VBA自体の方法はいくらでもネットで見つかりますので、ここでは割愛します。UiPathでのVBA起動の方法についてはこちらの記事を参考にしてみて下さい。