UiPathでEXCELのデータの一部(セル)を読みこもう!
※2018.2以前のバージョンではこの記事で説明するアクティビティを利用する前にExcel用のパッケージをインストールしておく必要があります。
また、当然ながらMicrosoft Excelがインストールされていないと利用できません。
アクティビティのシステム>ファイル>ワークブック内にあるアクティビティは、
EXCELファイルのパスを指定することでEXCEL無しでも動作できるようです。
UiPathではEXCELアクティビティを使うことで、EXCELファイルから直接データを読み込むことができます。
その簡単な使い方を覚えましょう。
今回はEXCELファイルのシートの一部、つまり指定したセルからデータを読み込む方法になります。
Read Rangeとの使い分けですが、こちらを使う場合はデータがテーブルになっていない場合、
例えば申込書のEXCELなどは、人間が見るとわかりやすい紙の書類のような形式になっていることが多く、
1行ごとに書く欄があるとは限りません。そういった場合にはこの機能で読み取った方がよいでしょう。
1.Excel Application Scopeアクティビティを追加する。
まずEXCEL系操作をする場合はこのアクティビティをセットし、対象となるEXCELファイルを決定します。
今回はなにか適当なデータが入っているファイルを選びましょう。
2.Doスコープの中に「Read Cell」を追加する。
上記を参考に読み込みたいEXCELファイルやシート名、セルの位置を指定してください。
3.プロパティのOutputにある「Result」で読み込んだデータを格納する変数を指定する。
Result欄を選択後、Ctrl+Kで新規作成すれば名前を決めるだけで変数は勝手に作ってくれます。
これで格納したいセルの数値がこの変数へ入ります。